車なくても那須旅行ギリいける

タイトルの通りです

12月12日(火)〜13日(水)、車持ってない・免許すらないけど突発那須旅行いってきました

免許なし都民に何かと敬遠されがちな那須旅行、しっかり楽しめたので知見をメモするついでに魅力もお伝え。

アラサーシティガール版・那須旅行のすすめ。1万字超えてるので、適当に読み飛ばしながら、気になるところだけしっかり読むのがおすすめです。

 

前提

◎時期
冬季(バスが冬季ダイヤ、運休区間があったりする)(牧場系が休園期間であることが多い)、とはいえまだ雪とかは降っていない

◎曜日
平日(火曜、水曜)

◎人数
2人(成人男性1、成人女性1、かなり歩ける)

◎お目当て、きっかけ
共立リゾート大好きマン、本来は8月に蓮月に泊まりたさすぎて予約を入れるも、宿泊直前にコロナに罹患。断念。

基礎疾患があり(呼吸器、循環器)、実はそこそこコロナ重かった。
心身ボロボロになりつつ泣きつつ手を震わせながらお仕事や撮影や旅行などのキャンセル・リスケの連絡を入れまくる地獄。
で、そのときに蓮月には一休経由で予約を入れてたので、キャンセルボタンをぽちりとするだけ。
すると翌日、メールボックスに…

キャンセル料免除とかよりも、こんなものすごい暖かい言葉をいただいて、この心遣いに泣いてしまった。
コロナ罹患時期、盆明けすぐくらいだったので、仕事や撮影や旅行や趣味などの予定をぎちぎちに詰めていて、西日本を中心としていろんな宿泊予定があったので多数のホテルにキャンセル入れることになってしまったのだけど(本当にごめんなさい…………)、ここまで丁寧なお言葉をくれたのは蓮月さんだけ。本当に感動。
絶対に、絶対に予定を空けて、また那須に行く予定を立てるぞ…!と思っていた。

そして4ヶ月経ち、12月。冬。師走で忙しいとはいえ、1泊2日くらいはできる余裕が出てきた頃、恋人と「なんかお泊まりしたくない?めっちゃ温泉入りたくない…?」という話題になり、「熱海とか箱根とかの王道でもいいんだけど、なんか違うなあ…」と悩んでいたところ、そういえば蓮月があるじゃないか!塩の湯温泉…!!「コロナに罹ったとき、こんなことがあってね、こんなメールもらったの、すごく恩があるから泊まりに行きたい!」と話したところ恋人がめちゃいいじゃん!って乗ってくれたので決行。こういうときに乗ってくれる恋人に大感謝。

 

旅程計画

【車なし那須、第1関門】蓮月までの道のり
✅わりとみんな「蓮月って山の中だし、免許ないと…」って思いがちなんだけど、送迎バスあるので大丈夫。送迎バスのスタッフさんが超愛想よくて超優しい

一番最初に宿の予約を取った。いつも通り一休経由での予約です。(ダイヤモンド会員維持のため…)

離れに宿泊のため、チェックイン15時〜17時、チェックアウト〜11時。夕飯は17時半か20時か、予約時に選べるので17時半(飯食ったあと風呂満喫したいので)。あとは予約時に交通手段を申告する欄がある。公共交通機関那須塩原駅から旅館まで送迎バス利用)を選択。
※ちなみに送迎バスは要予約(電話)。深夜に宿を予約したので、さすがに翌日の昼休みにお電話しよ…と思っていたら、ちょうど翌日の昼休みに「バスの予約お取りしますよ」と電話が来た。ものすごいホスピタリティである

行きは那須塩原駅13:40発、帰りは旅館10:00発。これに合わせて計画を立てることにする

【車なし那須、第2関門】駅前は何もない
✅まず那須塩原駅徒歩圏内は何もない。確実に何らかの交通手段を使わないと観光はできない。

【車なし那須、第3関門】路線バス沿いも何もない
那須の路線バスは観光地を通らない。住宅街とか高校とかそういうところを通る。

【車なし那須、第4関門】冬季は観光周遊バスの路線が減る
✅冬季のルートと時刻表はこちら。

www.kantobus.co.jp

ちなみに各施設、普通に「公共交通機関の場合は周遊バスが便利です!」と書いて、関東自動車のリンクを載せてるだけのことが多い。ので、「冬季ダイヤが存在する」ことと「冬季は運行ルートが減る」ことに気づくまで時間がかかった
那須ハイランドパークさんの親切な表示によりやっと気づけた。ありがとうございます。泣いた

【そもそも那須観光ポイント】
✅土日祝しか行っていない体験メニューなどが多い。また、火・水・木(特に水曜)は定休日である施設が多い。これは都の観光地に長く住んでいる人間には思いつかないポイントだった(観光するなら平日が最も快適!だと思っていた&体験メニューは年中無休、施設も年中無休だと思っていた。これがスカイツリー脳である)

例:

那須ハイランドパークさんが火・水・木定休日で断念。冬はそういうものらしい

那須どうぶつ王国さんは水・木定休日。

トレジャーストーンパークさんも水・木定休。

なんか、ここまでくると年中無休で観光地やりまくってる人口多すぎトーキョー・タウンがおかしいだけなんじゃないかと思えてきた。もっとみんな休んでいいよ。資本主義の都。

というわけで、水曜営業している施設が少ないため、今回のように火→水で訪問する際は水曜行く施設を選ぶのを頑張る必要がある。そして火曜は移動時間を考えるとかなり見学時間が限られてくるので、気合を入れて見学する必要がある上、公共交通機関待ちによる時間のロスを発生させたくない。
今回はこんな感じになりました
火曜:東京駅→[新幹線]→那須塩原駅→[タクシー]→那須どうぶつ王国→[タクシー]→那須塩原駅→[送迎バス]→旅館
水曜:旅館→[送迎バス]→那須塩原駅→[タクシー]→なかがわ水遊園→[バス]→[電車]→那須塩原駅→[新幹線]→東京駅

なかがわ水遊園の帰りだけ、閉館時間くらいにバスがちょうどあったのでそれに乗る感じにしました。
ちなみに観光施設の選び方は、お互い動物園や水族館が大好きなので、1日目どうぶつDAY、2日目おさかなDAY、みたいな感じです。那須はさまざまな動物施設がある中でも、どうぶつ王国さんが一番「動物との距離が近い」「ふれあい・体験の量と質がいい」と聞いたため。なかがわ水遊園に関しては、お互い淡水魚大好きであることと、恋人が元々知っていて行きたかったらしいのと、恋人が特にピラルクに対する思い入れが強いので、もちろん行こ〜!となりました。ピラルクかっこいいよね。わたしもピラルクけっこう好きなほうです。

旅行実施記録

時系列順。まとまりなく、だらだらと書き連ねます。適当に読み飛ばしつつ、読みたいところだけ読むのがおすすめです。

12/12(火)8時ごろに東京駅集合。30分後、なすのに乗り那須塩原へ。1時間ちょっとで着く。速すぎてビビる。

12/12(火)9時半。前もってタクシー予約しようと電話したら「その時間予約埋まってるんですよ〜」って言われて、そんなことあるか!?と思ったが、まあそんなこともあるのだろう。案外、那須塩原駅西口のタクシーのりばに結構タクシーいるので、それに乗る。助かった〜🥺ちなみに乗ったタクシーは前述した

12/12(火)10時すぎ、案外早くどうぶつ王国に入国。駐車場スッカスカすぎて&チケット売り場窓口が5個中4個閉まっていて「営業してる………?」と不安になる。営業してた。よかった。

チケット買って入口に入るとすぐパンフレット置いてある!マップかな!と思って見たらるるぶだった。泣いた。

入るとすぐにうさぎが丸まっている…!うさぎ、画像または柵越しでしか見たことないため、本気で驚いて固まる。あと柵がないからめちゃくちゃ近い。怖い。丸まっていて動いていないが、怖い。
スタッフさんがにこにこしている。触ってもいいやつらしい。わたしは動物に触った経験が一度もない。犬、猫、ハムスターなども触ったことがない。動物に関する(特に動物の生殖に関する)学術的な知識は人より持ち合わせているが、指一本すら触れたことがない。

恋人はスタッフさんと何かを話しながらにこにこと上機嫌でうさぎを撫でている。

わたしはうさぎが怖いあまり、恋人とスタッフが何を話しているかすらわからない。耳からの情報が入ってこない。だって目の前に、動物が………

 

見よう見まねで、後頭部から背中をひとなでする。

……

 

…温かい!?!??!!?!??!?!?!?!??!

 

考えてみれば当然のことなのだけど、あたたかいことに対して驚いてしまい、混乱。
その後しばらく「あたたかくてびっくりした……」しか言えなくなった

ちなみにその直後、犬猫なども触った(足元に普通に小さな犬猫が転がっていたり歩き回っているので、ぶつかったりしないか怖かった)。初の犬接触と、初の猫接触ができたのである。


この王国、基本的に高い柵やフェンスなどが少ない。基本的には透明のガラスなので動物たちがはっきりと見える。あとは動物たちとの間に仕切りがなかったり普通に足元を歩いていたりすることもある。やべえ王国である

給餌前にはしゃいで反復横跳びするオオカミのご尊顔もはっきり拝めるのである

 

 

柵という概念なさすぎて、二重扉の奥には14匹のリスが駆け巡っている。本当に自分の足元や木の上をリスがずっと走り回っている。さすがにディズニー映画の世界に潜り込んでしまったのかと思った。リスずっと走ってるから全然30匹くらいいるように見える。

しかも人馴れしていて人間に登ろうとすることもあるらしい。週末のイオンモールのフードコートかよ


柵がないと怖いんじゃないか、鳥なんて特にいつ飛んでくるかわからない、わたし鳩とか苦手だし…と思ってたけど、案外そんなことない。イオンモールのフードコートのようなリスと違って、鳥は案外落ち着いている。

そして全然混んでいない(来場者数より動物のほうが多いのでは…?と思うほど)ので、かなりゆっくり眺めて回れる。動物に話しかけながらゆっくり写真撮ったりできる。

混んでる中で子供たちに気を遣いながらあわただしくまわる、都心の柵越しの動物園などとは違う楽しみ方、違う感覚、違う世界を楽しめる。

 

……という感じで、王国タウンざっくり一周して、11時半くらい。(王国ファームは冬季休業)

2周目は1時間くらいで回れるかな〜?という感じで、タクシー会社に迎車の配車をお願いするため電話。12時半に来てくれるとのこと。

2周目は同じ動物たちの違った姿を見れて楽しい!あと1周目で行きそびれたところに行けたり、餌やり体験タイムに被ったり、など。

売店などに寄る時間もないくらい満喫し、12時半タクシーへ。

道も混んでいることは全くなくて、30分程度で那須塩原駅着。ちなみに那須どうぶつ王国那須塩原駅の往復でだいたい2.5万円くらい?で済んでます。距離ある割に案外安い〜!

那須塩原駅には結構でかい待合室があるので、旅館の送迎バスが来るのを待つ。ちなみに待合室はガラス張りなので、西口のタクシーのりばやバス乗り場が見える。西に連なる山々も見える。

13時半前、そろそろかな?と思い外に出ると……前方に蓮月の旗をつけたお車!!!案外小さい!!!(ワゴン車と呼ぶのかしら、車はあんまり詳しくなくて…間違っていたらごめんなさい)

しかし旗から感じる高級感により一瞬で「あれだ!」とわかった。
お車の近くの紳士に名前を告げると丁寧に案内される。蓮月の送迎スタッフさんだ。

【蓮月推しポイント①】送迎スタッフさん、めちゃくちゃ愛想が良くてにこやかで気さく

そして我々が乗るともう発車しちゃいますね〜と言われる。お、おお!!わたしたちだけだったのか!!!そうですよね!!!すみません!!!我々のためだけに迎えにきていただいてありがとうございます………の気持ちになる

送迎スタッフさん(運転手さん)、すごく親切。我々が看板茶色!キャッキャ!ってはしゃいでると、ガードレールも茶色いよ、と教えてくれる。親切すぎる!!!!そしてマジでガードレール茶色くてテンション爆上がりのアラサー2人組であった。

ちなみに送迎車からの景色。めっっっちゃ山に侵入している。

【蓮月推しポイント②】送迎スタッフさんの運転がめちゃくちゃ丁寧

【蓮月推しポイント③】送迎スタッフさんが到着時もにこやかに送り出してくれる

そして14時過ぎごろにスロープカー乗り場に到着。なんと30分である。
スロープカー乗り場の外にもスタッフさんが複数人待機していて、とても笑顔に出迎えてくれる。すごい。そこからはスタッフさんが案内してくれるので後ろをてちてちと歩いていく。スロープカー・送迎バス間に待合室があり、それを超えるとスロープカーである。
「こちら側に座ると綺麗に景色が見えますよ」なんて案内される。そして、スタッフさんも同乗するのかと思いきや、客だけで乗るのである。

え、楽しい!そんなのアトラクションじゃん!

スタッフさんが「いってらっしゃ〜い」って言いながら下りボタンを押す。ここだけディズニーランドすぎる。でもそのあとスタッフさんたち深々と頭を下げていたので、一応旅館だ。

【蓮月推しポイント④】スロープカーのノリがディズニーランド

「これ、本来なら階段でもエレベーターでもエスカレーターでもよくて、そのほうが圧倒的にコスト下げれそうなのに、こうやってスロープカー準備してるのはすごいよね…」なんて話しながら、いかにも山中という感じの綺麗な景色を見る。非日常。

私は完全に海の出身であり平野育ち、今の暮らしもどちらかというと関東平野の平野オブ平野(墨田区)なので、山というのは見慣れない、行き慣れないものである。日頃の旅行もアクセスの良さ全振りなので、平野・平地が中心となりやすい。なので山を見ると「ウワア!!!!山!!!!」みたいなテンションになる。

ちなみに私はケーブルカーとスロープカーの違い、森と林の違い、そういったものがわからない。助けてほしい。こんなアラサーバツイチになるつもりはなかった。

ジェットコースターくらいでしか見ない光景である。多分そんなことない。私の人生経験の乏しさが伺える。

スロープカーを降りると、これもまた丁寧なスタッフさんが迎えてくれる。案内されるのでてちてちと歩くと、これまたでけ〜玄関と丁寧〜〜なスタッフさんたちが迎えてくれる。すげえ!!!!これを表現する語彙力を持ち合わせていない、のだけど、かなり旅行、特に宿にお金をかけてきている私が、感動するレベルの丁寧さ。

チェックイン手続きを済ませると、まあ1時間近く早く着いてしまったので、お部屋の準備が整うまで、無料の色浴衣をお互いにきゃっきゃと選んだり、帯をきゃっきゃと選んだり、ウェルカムドリンクのコーヒーを飲んでまったりと館内図や案内を見ながら待つ。「枕選べるらしい!あとで枕選びにいこ!」「ねえなんか館内図に『滝』って書いてあるよね……?これは一体……?」みたいなことを話しながら待つ。

【蓮月推しポイント⑤】色浴衣選び放題!!!5年前くらいにオープンしたての翠雲いったときはあんまり色浴衣余ってなくて選択肢ない🥺になってたんだけど、蓮月は色浴衣の在庫量がすごい…!感動!チェックイン時間が早かったからとかじゃなくて、翌朝見ても結構数あったから割と余裕もって準備してくれてるんだと思う。素敵!

数十分後部屋の準備が整いました、と声がかかり、鍵をいただく。部屋に向かうぞ

ちなみに「滝」と書いてあるところには滝(とアロマディフューザー)が置いてあった。

離れなので少し遠い。けど、大浴場からはかなり近い。神。
チェックイン時は普通に体温低かったので、離れの通路(ほぼ外)寒すぎて「SUM!」って叫んでたけど、風呂上がりに歩くととてもちょうどいい感じでした。安心。渓流の音だけが聞こえる、人工物の音が聞こえない、そんな山中を感じながらお部屋に向かいます。

お部屋に着くと暖房ついてて暖かくて神〜!お部屋の天井に温風出るところ3箇所ある!新しい建物だから(2022オープンで1年しか経ってないから)かなり断熱性も高そう!かなり満足!あと超綺麗〜!!!

ここでやっと気づく。ホテルの所々に点在する蓮月のマーク…これはもしかして「蓮月」って書いてあるのでは…?!!??!かわいい〜〜〜〜〜!!!そしてお部屋の壁い蓮の絵が飾ってあるの!!!かわい〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

【蓮月推しポイント⑥】ロゴデザインがかわいい

そしてお部屋の机の上にはお菓子が。「ふる里のあけび」と「塩おかき」。ワイヤー矯正中だからおかきは食べなかったけど、ふる里のあけびを食べながらゆったり過ごす。ちなみにお部屋の冷蔵庫には伊右衛門(ラベルレス!すき!ラベルレスはねこちゃん描いてあるんだよお)と、ビール(禁酒中なのであんまり視界に入れないようにした、たぶんプレモルだったような気がするけど覚えてない、酒を視界に入れてはならないぞ)

【蓮月推しポイント⑦と見せかけて共立リゾート推しポイント】共立リゾートのちょっと上のランクの宿にあるテーブル上のお菓子、ちゃんと地場のものなのが嬉しい。

お風呂どれ入る〜?全部入ろ〜?えっ岩盤浴あるじゃん!!みたいなこと話したり、お互いSNSをチェックしたりどうぶつ王国で撮った写真を整理しながら過ごす。こういうゆったりした時間大好き。

色々話してて、もしかしてこれ、部屋内の備品、ほぼ全て国産なのでは…!?ということに気づく。2人で部屋中を探索したところ、実は家電だけでなく、歯ブラシも、枕元の時計も、小さなアメニティも、なんならハンドソープや化粧水・乳液などに至るまで、ぜんぶ国産・国内企業…!?って気づいて、超びっくり。共立リゾートすごいな。国内企業だ。

【蓮月推しポイント⑧】たぶん部屋内のものだいたい国産

あっという間に17時半近くになり、夕飯へ。館内がめっちゃ空いてて、エレベーター混むこともないし、人とすれ違うこともあんまりない。快適!!!
食事処は半個室。距離も結構あって、隣の会話が聞こえるなんてこともほぼない。快適!!!

夕飯は特別会席。栃木の食材がいっぱい出てくるみたい。期待。

宿泊客に対して十分な数の配膳スタッフさんがいて、適切なタイミングで適温のお料理が出てくる。幸せである。そして美味しい。これはもう「美味しい」以上どんなことを言っても美味しさや幸福度は伝わらないと思うので、自分の舌で確かめに行ってほしい

好きな人とだったから尚更美味しく感じたのもあるかも(惚気)

【蓮月推しポイント⑨】特別会席が本気で美味しい

 

個人的にはお皿も好きでした、最後のデザートのお皿は蓮月って書いてあるの〜〜!!!!何もかも全て激ウマでした、最高

19時過ぎに食べ終わり、お部屋へ。そこそこ量が多い!満腹!夜鳴きそばは食べれないね、くらいの量!
お部屋でゆったり〜してから、客室内のお風呂で体を流し、貸切露天風呂(3種・予約不要・空いてたら使える)。本当にすべて空いていて、我々以外…人間がいないのか…?と思うくらい、空いてた。せっかくなので2種入りました。「風呂、良すぎて、イチャイチャとかする感じじゃないね…」みたいな感じ。色ついてるけど無臭、みたいな天然温泉だいすき〜!あと部屋からの景色もそうなんだけど、貸切露天風呂や大浴場からの景色、本当に人工物や人工的な音、人工物の光などがなくて、ただ渓流の音だけがBGMで、ひとけがなくて、東京と対照的で、とにかくすべてが非日常で、癒しの連続だった。

【蓮月推しポイント⑩】人間がすくない、空いていてストレスフリー

【蓮月推しポイント11】旅館外の人間や人工物がない。これもストレスフリー

案外自分が気づいていないだけで、東京疲れしていたのだろうな、と感じた。
何年もずっと都心でずっとIT業界にいて、旅行趣味とはいえ人の少ないところに行くことはほとんどなくて、特に車を持っていないから(アクセスのよいところ≒人の多いところ、であるということにやっと今回気づいた)。今回初めて人の少ないところに来て、やっと東京疲れを自覚した。アクセスのいいところ以外への旅もいいものだ。

ところで蓮月、大浴場はすごいぞ。大浴場も空いている。訪問した日が幸運だったのか、ほぼ貸切みたいな状態。
薬湯座風呂・シルキーバス・サウナ・岩盤浴・水風呂・デカ風呂、そして露天!露天は屋根がありつつも一部真上が見えるようになってる!最高!そして露天からの景色も音も最高!!!!あと薬湯座風呂が結構ぬるめなのが好み!!!恋人もわたしも、まあサクッと入ろっか〜くらいのノリで行きましたが、なんと1時間くらい入ってました。

【蓮月推しポイント12】大浴場が案外めちゃくちゃいい、コンテンツ量が結構ある。サウナと岩盤浴は空いていれば空いているほどいいですからね

大浴場に入った後は湯上り処で。恋人はアイスキャンディーを、私は冷水を。そして自販機もあったので、飲み物を買ってお部屋へ。寝るぞ!

【蓮月推しポイント13】湯上り処も空いてる!!あとめっちゃちょうどいい場所にある

そして24時ごろ、眠。

6時半、起床!客室内の風呂のお湯張りボタンを押し、歯磨きしたりする。
冬の朝の極寒のなかでの朝風呂はめちゃくちゃいい、寒暖差による心臓の負荷を考えると若いうちに楽しみたいコンテンツのうちの1つである。

曇った窓ガラスをきゅっきゅとぬぐって窓の外の景色を見るのも、また冬の朝風呂の風情である。全力で日光と森林を浴びながら湯も浴びる。最高の朝

8時、化粧をしたり着替えたりして朝食へ。昨日と同じお食事処へ。

おかゆかご飯か選べて、おかゆは梅干しと塩昆布がついてくるよ。あとは店員さんが納豆と海苔をもってきてくれて、お好きな数だけいただく感じ。

朝食もめちゃくちゃ美味しい〜〜〜!!!すべてが美味しい!!!特に豆乳鍋が美味しすぎた、もう一度行くときに絶対また豆乳鍋出してほしい美味しすぎ 

食べ終わったのが9時くらい!バスの時間的に10時前にチェックアウトしようね、って感じだったのでちょうどいいくらい!

ところで共立リゾート、湯上り処のアイスキャンディーが、朝は乳飲料になっているはず。と思って、食事処から客室に向かう途中に湯上り処があるので、ちらっと覗くと…

レモン牛乳!!!!!!!!!!!あとヤクルト あとコーヒー牛乳もある

わたしはレモン牛乳大好きで、かなりの高頻度でソラマチの栃木アンテナショップでレモン牛乳を買いちゅるちゅる飲んでいるのですが、もうこれは嬉しすぎて嬉しすぎて 栃木〜〜〜〜〜〜〜!!!!!となりました 最高!!!!!!!

【蓮月推しポイント14】レモン牛乳!!!!!!!!!!!!!!!!

帰る準備をしつつお部屋でちゅーちゅー飲みました。ありがとうございます。本当に幸せです。

9時半ごろ、チェックアウ手続きをするとお土産を渡される。完全に忘れてたのだけど、ギフトセットつきのプランだったらしい。至れり尽くせりすぎる!!!ギフトセットあってもなくても泊まりに来るよ〜〜!!!!!

また来るね、の気持ちを込めて、スロープカーに乗り、のぼる。めちゃくちゃよかったね〜〜〜、おもてなしの塊すぎたね〜〜〜なんて話してると、すぐ着く。実はこのスロープカー1分程度らしい。近いな

スロープカーを降りると、「バスの準備ができるまでこちらで…」と待合室に通される。待合室からの景色も綺麗。

【蓮月推しポイント15】待合室も綺麗で快適、そして景色も綺麗

「ここに泊まったんだね〜、あ、でも離れは見えないかも…?」なんて話していると、あっという間に「お車の準備ができました」って来てくれる。早い。そして帰りも送迎バスの乗客は我々だけっぽく、予定の時刻より早く出てくれた。

わたしたちのためだけに、ありがとう…🥺のきもち。我々のために来てくれて、我々のために送ってくれて、そしてまた旅館に戻るんだよね、本当にありがとう。

そして流石に疲れで爆睡、しているとあっという間に那須塩原駅に到着。10時半前!送迎スタッフさんありがとうございました〜〜〜!!ってして、荷物をコインロッカーに突っ込み、タクシー乗り場へ。

タクシーでなかがわ水遊園に11時着。片道9000円!安い!

なかがわ水遊園、とにかく敷地がでかい!!!広い!!!



人間の手にとにかく寄ってくる金魚(餌やりしなくても口ぱくぱくさせて人間にあつまる)、人間からとにかく逃げる川魚(餌やりしなくても人影を察知するとかなり逃げる、餌やりすると全力で逃げる)、かなり対照的でよかった。川魚に餌をあげただけなのに少し人間関係の難しさに思いを馳せてしまった。

餌やりはかなり性善説のもとで運用されていた。金魚の圧倒的人気ぶりである

11時から1周して13時、そのあと敷地内をぶらぶら散歩したりして14時、そして展示2周目して(やはりここも1周目では見れなかったものがたくさん見れたり、ちょうどピラルクのごはんタイムに重なったりして最高)、ちょうどよく16時前。16:10に田宿→西那須野駅のバスがあるので、バス停に向かう。

敷地内は本当に人が少ない!東京ではありえない光景だと思う。ちなみに土日祝は色々体験メニューがあったり釣り体験があるみたい、土日に来てみたい

 

2周目はこういうこともある。ぱくぱく

 

17時ごろに西那須野駅着、そして17時半くらいの電車に乗って5分程度で那須塩原駅へ。

那須塩原駅18時3分発のなすので東京へ帰る。東京に19時過ぎに着き、ヤエチカで夕飯を軽く食べ、解散。めちゃいい感じの1泊2日スケジュールでした。

帰るまでが旅行!!!!!おつかれさまでした!!!!!

結論→車なくても(免許なくても)那須旅行、ギリいける。

 

那須旅行いいぞ

人が少なくて快適〜!なのに、人におすすめしちゃってどうするの、みたいな反応はおちろん想定済みな上で書いてます

わたくし、「お気に隠し」がとても嫌いなんです。お気に入りのものを隠すこと。
これは自分が推される立場になってからはもちろんなんだけど、自分がなにかを推す立場のときからもそう思っていて。お気に入りのコンテンツ、お気に入りのお店、お気に入りの場所、宿、お気に入りのアイドルやキャストさん、それぞれ色々あると思うのだけど
「自分だけで買い支えることができる」ならどうぞ独占すればいいと思う、けど大抵の人にはそんなことできないし、とはいえ自分の目からは今の経営状態、過去の経営状態、これからの経営状態もわからない。人口減の時代は尚更そうだと思う。

「人気になってほしくない」という気持ちを否定するわけではない。けど、独占欲や人がいない快適さを感じるためだけに、価値を感じるものを秘密にして、人気が出ないことを願うのは卑怯であるし、その対象は幸せになれるのか、その対象の関係者は幸せになれるのか、ということを考え続けてほしい。

 

というわけで、本当に価値があるものは末長く続くべきで、そして多くの人に知ってもらって、多くの人にお金を落としてきてほしいので、この記事を書きました。

 

最後まで読んでくれてありがとう、スターつけたりブクマしてくれると嬉しいです。